2021年!『四つ子ぐらし』がアツいですね〜!
3月12日には、最新刊の第8巻が発売!
マンガ化やボイスドラマまで始まり、嬉しいことばかりです!
『四つ子ぐらし』の作者であるひのひまりさんが、ますます気になって仕方ありません。
四つ子以外の作品はあるの??プロフィールは??
情報を調べてみました!
『四つ子ぐらし』の原点となる作品の情報も一緒にお届けします!
ひのひまりさんの小学生、中学生時代にも触れますので、同じ年頃の皆さんもぜひお読みください。
作家ひのひまりさんの『四つ子ぐらし』以外の作品はあるの?
現在のところ、ひのひまりさんの作品で出版されているお話は『四つ子ぐらし』のみです。
『四つ子ぐらし』はひのひまりさんのデビュー作!
2018年10月に1巻が出版されて以来、大人気となり、現在も連載を続けています。
他の作品を読んでみたいものの、まだまだ『四つ子ぐらし』を書き続けてほしい!というのが現在ファンの思いなのではないでしょうか。
ひのひまりさんは2017年に、四つ子ぐらしの出版元である角川つばさ文庫の「第6回 角川つばさ文庫小説賞」で特別賞を輝いたことがデビューのきっかけとなっています。
その時の応募作品のタイトルは「エスパー部へようこそ」
こちらは残念ながら、出版はされていません。
「エスパー部へようこそ」の主人公も四つ子と同じく、中学一年生の雪野珠子。
手品部のメンバーに「君はとても強力なエスパーなのだ」と告げられ、難題に挑戦していくお話なんですって。
実はこの時の審査員のコメントを見てみると!
2016年の「第5回 角川つばさ文庫小説賞」にひのひまりさんが応募した作品である『茉居家は四姉妹!』について触れられています。
2016年に最終選考まで残ったものの残念ながら受賞できなかった作品です。
前回の応募作『茉居家は四姉妹!』も合わせて、コンスタントに力を発揮できる作家さんであることが評価されて、2017年の特別賞受賞につながっていったのです。
特別賞の受賞に前年の応募作『茉居家は四姉妹!』が大きく関わっていたということです!
どちらの作品も、登場人物たちの心の機微が繊細に丁寧に描かれている、人物に物語を引っ張る力が十分にある、と二作品が一緒に評価されています!
『茉居家は四姉妹!』は四姉妹のお話ですよね!
四ですよ!これは気になる!
四つ子は「宮美家」ですが、「茉居家」って・・・
調べてみましょう!
作家ひのひまりさん作品!『四つ子ぐらし』の原点となった小説も!
2016年の「第5回 角川つばさ文庫小説賞」で、ひのひまりさんの作品は一次審査、二次審査を通過し、最終選考まで残ったものの受賞には至らなかったのですね。
その時の応募作のタイトルは『茉居家は四姉妹!』
この作品への審査員の先生方のコメントがとても興味深いので紹介します!
・姉妹愛、自立や社会への巣立ちなど思春期の重要なテーマを扱っているにもかかわらず、重くなりすぎず、好感の持てる作品です。
・生まれてすぐにばらばらにされた一卵性四つ子姉妹の絆と成長の物語ということで、育った環境の違いによって、しっかりとキャラクターを描き分けることができていた。
・中学一年生の四つ子が子どもだけで共同生活を送るという設定が良かった。
養護施設や里親のもとで別々に育った彼女たちが新しい居場所を得て「家族」となっていく…彼女たちの戸惑い、喜びや嬉しさがとても豊かに描けていました。〜角川つばさ文庫 公式HPより引用〜
これは!
『四つ子ぐらし』の原点作品だといって過言ではないですよね!!
残念ながら、受賞に至らなかったのは、このお話の後半にファンタジーの世界が入ってきたことが少し唐突と捉えられたようです。
それでも、「ひのひまりさん」と『茉居家は四姉妹!』は審査員の心に強く印象づけられ、次の年に特別賞を受賞する運びとなったのですね!
この時から『四つ子ぐらし』の歴史は始まっていたと思うと、すごいです!
この作品があったから『四つ子ぐらし』があるのだと思うとぐっときます。
作家 ひのひまりさんはどんな人?
ひのひまりさんは、ご自身ではTwitterなどもされておらず、情報はあまりありません。
2017年の特別賞受賞の際には以下のプロフィールが載せられていましたよ。
女性。インドア派の奈良県民。
スーパーボールを投げて猫と遊ぶのが日課です。
好きな色は緑。
好きな食べ物は、お肉料理とカスタードプリン。〜角川つばさ文庫 公式HPより引用〜
奈良県の方なんですね!
猫ちゃんと遊んで休憩を入れながら、執筆活動に励んでいたのでしょうか。
その後、2019年には、毎日小学生新聞に登場!
小学生が特派員として会いたい人に会いにいって取材をするコーナーがあるのですが、世田谷区の小学5年生の女の子が、ひのひまりさんに会いにいっています。
その中では、小さな頃から文章を書くのが大好きで、好きなことを仕事にできたらいいなと思っていたと語っています。
ことわざの本や自然図鑑が好きだったそうです。
物語もたくさん読んでいたようです。
本格的に小説を書き始めたのは、中学に入ってからなんですって。
二鳥ちゃんのセリフは、ひのさんが話す関西弁と同じにしているとか、4巻の取材のために遊園地に行きジェットコースターに乗ったお話をしてくれています。
取材した小学生は、緊張しながら会いにいったが、ひのひまりさんがやさしく話しかけてくれて嬉しかったと話しています。
2017年に、特別賞を受賞した際にもひのひまりさんは子どもの頃のことに触れています。
受賞の言葉がとても素敵で私は何度も読んでしまいました。
全文載せておきます!
素晴らしい賞をいただき、嬉しい気持ちでいっぱいです。
小さいころから本を読むのが大好きで、中学生になったあたりから、漠然と作家を目指し始めました。当時の日記を見れば「小説家になりたいな」「作家になれたらいいな」という呟きがあちらこちらに残っています。
百人以上の生徒の前で「私の夢は小説家になることです」とスピーチしたこともありました。その夢が、第6回角川つばさ文庫小説賞特別賞受賞という素晴らしい形で叶い、新たなスタートを切ることができました。
まだまだ未熟な私です。本当に大変なのはここからかもしれません。
しかし「好きなことのためなら怖いことなど何もない」と、胸は勇気で満ちています。
ドキドキとワクワクでいっぱいの世界を、紙の上に作り出すぞ!
この場を借りまして、選考委員の先生方・編集部の方々をはじめ、選考に関わられた皆さまに心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。〜角川つばさ文庫 公式HPより引用〜
まとめ
ひのひまりさんは『四つ子ぐらし』でデビューされ、今も連載しているため、他の作品はまだありませんでした。
今はまだまだ『四つ子ぐらし』の続きを待っているたくさんのファンのために連載を続けてほしいですよね!
ひのひまりさんの歴史を追いながら『四つ子ぐらし』の前身、原点のような作品『茉居家は四姉妹!』についてもご紹介しました!
また、ひのひまりさんがどんな方なのか、夢を持ち始めた子ども時代のことや特別賞受賞のコメントなどをお伝えしてきました。
夢に向かってあきらめずに、ずっとお話を書いてこられたひのひまりさん!これからも応援していきたいと思います!
もっと知りたい!四つ子ぐらし!
今後も情報をお届けしていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
https://kobe-panmachi.jp/book/yotsugogurashi-9/
https://kobe-panmachi.jp/book/yotsugogurashi-syuppan/